「AND JUST LIKE THAT…」をツイン的観点から考察してみた

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U-NEXTが独占配信している『AND JUST LIKE THAT…( 以下、AJLT)シーズン2 』。

このドラマは、世界中で大ヒットした『セックス・アンド・ザ・シティ( 以下、SATC))』の続編で、「シーズン1 」までが配信完了しており、ファンにとっては待望の「シーズン2」でした。

パンチの効いたセリフに眉をひそめつつ、中毒性のあるおもしろさについ続きを見てしまい、結果的に大ファンになってしまった私としては、本当に心待ちにしていた「シーズン2」です。

主人公であるキャリーの、「夫との死別」からはじまった、『AJLT シーズン1』は、ファッショニスタの女性たちの、恋愛や結婚をコミカルに描いた『SATC』とは、一線を画す重い内容でした。

40代で結婚し、50代の若さで夫と死別したキャリー・・・。

キャリー夫婦は、「ツインレイカップル」だったのです。

もちろん、この物語はフィクションであり、ツインレイに当てはまらないエピソードも多く存在します。

そんな訳で、じゃあ、キャリー夫婦のどのエピソードがツインレイに当てはまるのか、私なりに考察してみることにしました。

あくまでドラマの中での話なので、エンタメとして楽しんでいただけたら幸いです。

本ページの情報は24年1月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

シンクロによる出会い

夜のマンハッタン

舞台はマンハッタン。

キャリーと夫であるビッグの出会いは、「偶然に何度も出会う」という、ドラマとしては型破りではない「ベタな設定」でした。

がしかし、ツイン的観点で言うと、これはまさに「シンクロ」であり、しかもそれが何度も起きるという「縁の深さ」を感じさせます。

POINT

ここでは便宜上、ツインレイとツインソウルを総称して「ツイン」と表記します。

ところでツインは、「波動が低い人」が出会います。

では、「ツインレイ」とシンクロが起きたキャリーは、なぜそんなに波動が低くなっていたのでしょう。

我慢しすぎる性格?

ファッショニスタである彼女は、身なりに妥協を許さず、クローゼットに溢れんばかりの洋服や靴を所持し、性に対しても奔放です。

なので答えはNO。

じゃあ、先天的に霊格が低い?

友達思いの彼女は、「幼稚な競争意識」が備わっておらず、むしろ友達の幸せを心から喜ぶ寛大な性格。

しかも、嫌味な部分がなく、知的なユーモアセンスが抜群で、そんな彼女に、霊格の低さはまったく感じられませんでした。

まあ、もし霊格の低い女性が主人公だったら、このドラマのファンにはなっていなかった訳ですが・・・。

ただ、1つだけ氣になることがあって、、、。

それは、性に対して非常に奔放なところ。

いや、「性に対して奔放=霊格が低い」と決めつけるのはとても短絡的ですが、引っ掛かるセリフがあるんですよね。

それは、「シーズン2」で、男友達がキャリーを「男にも感情がある」と咎めるシーン。

「人(男)を物扱いするのは許されない」と。

確かに、真剣な愛を求める一方で、自分に都合のいい男性をキープする面を持ち合わせるキャリー。

「霊格の高低は、その人の愛の大きさと比例する」のですが、キャリーがもし、男性の氣持ちをぞんざいに扱っているのならば、霊格が高いとは言いきれないかなあ、、、と。

しかし、友達を、自分のことのように大切にするキャリー。

それは決して、利害の上での友情じゃないことだけは確かです。

別れてはヨリを戻す腐れ縁

道に落ちたクローバー

キャリーとビッグは、結婚するまでの10年間、別れてはヨリを戻すということを何度も繰り返します。

さて、腐れ縁は、ツインの典型的な特徴の一つです。

例えば、感情では「相性がよくない」と理解していても、魂が、相手(ツイン)を求めてしまうんですね。

もちろん、成長することを望んで。

キャーリー夫婦の恋愛時代——。

ビッグは、キャリーと別れた後、なんと他の女性と結婚してしまいます。

それでもキャリーとの間にシンクロが起き(再会し)、不倫関係に陥ってしまうのです。

キャリーには「エイダン」という恋人がいたにもかかわらず、、、。

ビッグは言います。

「結婚生活が破綻した。(妻から)逃げ出すつもりだ」と。

これをツイン的観点から説明すると、ストレスフルな結婚生活を送っているビッグは、波動が極端に下がった状態。

だからこそ、ツインレイであるキャリーを再び引き寄せ、不倫関係にまで発展したのです。

人生が不調になるとキャリーを求め、順調になると、冷淡なまでに距離を置こうとするビッグ。

これは、言い方を変えれば「波動が下がるとツインレイを求め、波動が上がると距離を置こうとする」ということになり、まさに「ツインあるある」なのです。

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結婚式でのハプニング

結婚指輪

キャリーは、『SATC 劇場版』で、ついにビッグと結婚することになります。

彼女たちは同棲を機に、運命に流されるようにして結婚を決意したのです。

すると同時に、キャリーの親友、「ミランダ」の夫の浮氣が発覚し、周囲がゴタゴタしはじめます。

結婚式当日——。

そもそも、結婚に不安を覚えていたビッグですが、式場に入る直前でなんと、「引き返す」という失態を冒してしまいます。

「やはり(結婚は)できない」と言って。

そうやって、物理的には疎遠になった2人ですが、最終的にはまたもやシンクロが起き(再会し)、最後は見事にゴールイン、というのが劇場版のストーリーでした。

さて、これを、ツイン的観点から説明してみたいと思います。

まず、キャリーが結婚を決意した直後に、夫の浮氣が発覚したミランダのコンディションが悪くなる。

これは、キャリーの結婚に対して、「NOサインが出た」という伏線で、「先行きが怪しい」というシグナルです。

さらに、もっとも注目すべきはビッグの氣持ち。

結婚を決意したまではよかったものの、徐々に不安が募っていく、、、つまり、「ワクワクしない」。

これはとても重要な心情で、ビッグは結婚に対して漠然とした不安があったのです。

逆に言うと、ビッグのその不安が、「引き寄せの法則」によって「NOサイン(さらなる不安)」を生み出している訳ですが・・・。

ちなみに、「不安」と「恐れ」は、似て非なるものです。

不安は「漠然とした心配」で、恐れは「具体的な対象への心配」になります。

ビッグの不安は、キャリーへの具体的な不満などではなく、「将来への漠然とした心配」でした。

とはいえ、そこは成長の余地が大きいツインレイ。

波動が高くならない限り、魂が「強烈に」相手を求めます。


もちろん、成長することを望んで。

そうやって、最終的には強力な吸引力でシンクロが起き(再会し)、結果、ゴールインする運びとなったのでした。

はやすぎる死別

お墓と花

前シーズンの『AJLT シーズン1』で、キャリーはビッグと死別します。

40代で結婚して50代で死別、、、。

結婚生活に早々と、しかも強制的に終止符を打たされたキャリー。

最新の『シーズン2』では、未亡人であるキャリーの恋愛事情が描かれていますが、その中で彼女は、元恋人の「エイダン」とヨリを戻すことになり、とても幸せな日々が返ってきます。

そんな彼女が、ミランダとの会話で、逡巡しながらもこう言います。

「ビッグを選んだことは間違いだったかも…」

解釈は人それぞれですが、私は一視聴者として、キャリーにそんな言葉を発して欲しくなかった。

彼女には幸せになって欲しいけど、「ビッグを否定せずに」前進して欲しかった。

ビッグとはケンカ別れした訳じゃない、愛し合っていた中での死別だったのに、私は、キャリーが発した言葉が、故人への冒涜とさえ感じてしまいました、、、。

先ほど、「霊格の高低は、その人の愛の大きさと比例する」と述べましたが、その概念からするとキャリーは、、、薄情、、、。やはり、愛を学ぶ必要が大いにあるのかなあと(霊格が低いのかなあと)推察します(これはエンタメです)。


さて、「シーズン2」は、エイダンと一緒に住むことを決意したキャリーが、結局トラブル(NOサイン?)で5年待つことになる、というエピソードで最終回を迎えます。

そして先月(23年8月)、続編が作られることが発表され、「シーズン3」へ進むことが決定しました。

キャリーが、これから「愛をどう学んでいくのか」、とても楽しみに待っていたいと思います。

最後に

チューリップ

今回は、「キャリー夫婦のどの部分がツインレイに当てはまるのか」を振り返ってみました。

前章である『SATC』は、98年からはじまったドラマで、なんと全94話もあり(U-NEXTで全話配信中)、今回ご紹介したエピソードはほんの一部です。

世界的に大ヒットしたシリーズですが、「ツイン的観点からこのドラマを視聴する」というのもまた、新たな楽しみ方の1つかもしれません。

あわせて、このシリーズは、「友情」というテーマにも焦点を当てています。

リスペクトし合い、お互いなくてはならない存在であり続ける彼女たち。

洗練された都市マンハッタンを舞台に、彼女たちが紡ぐ友情もまた、このドラマの見どころの一つです。

本ページの情報は24年1月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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