シンクロニシティ、再び No.1 ~ツインレイ体験記㉝~

入道雲 ソウルメイト
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先日行われた前田くんのオフ会の2次会の席 で、参加者全員で盛り上がった話題があった。

それは、ツインとはまったく無関係の「お金のブロックを取りたい」というものだ。

お金のブロックとは、「お金儲けすることや、お金を使うことなどに対する抵抗感」で、このブロックが作動することによって、お金の循環を停滞させてしまうのだ。

2次会の参加者たちは皆、各々の境遇で、お金を使うことへのためらいや不安を、心の奥深くに抱えていた――。


オフ会から数日後――。

いつものように前田くんのHPを訪れてみると、驚くことに、「お金のブロックを解放するセミナーを開催する」という告知がされている。

前田くん曰く、2次会で「お金のブロック」を話題にした帰り際、なんと、それを解放する方法が「降りてきた」というのだ。

HPには、そのメインコンテンツが10項目にも及んで書き記されており、それを、セミナー形式で講義するので、参加者を募集するとのことだった。

セミナーは、いくつかの主要都市で実施する予定で、その個別の日時も明記されている。

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私は直ちに、自宅から最も近い都市での日程を調べたのだが・・・、その日は仕事の都合で参加できないことが判明し、とはいえ、未踏の地まで足を運ぶ氣には到底なれず、肩を落とした。

仕事よりセミナーを優先させる訳にいかなかった私は、参加したい氣持ちを泣く泣く諦め、申し込みを断念したのだった・・・。


1週間後――。

その日、私は実家で両親と旅行の計画を練っていた。

両親が、私と3人で名古屋へ観光に行きたいと言うのだ。

学生時代から20代後半まで名古屋で過ごした私は、土地勘があり、安心して指揮を任せられるというのが両親の言い分だった。

その日程が決まったとき、ふと、「そういえば、前田くんのセミナーの名古屋での開催日はいつだろう」という考えが脳裏をかすめた。

追って、スマホで彼のHPをチェックしてみると、なんと、私たちが企てた名古屋での滞在日と、前田くんの名古屋でのセミナー開催日が、1日もずれることなく完璧に一致したのだ。

私は即座に、旅行中に名古屋で参加したいセミナーがある旨を両親に伝え、数時間だけ抜けることへの快諾を得た。

次いで、自分の部屋へと移動してPCを立ち上げ、シンクロが起きた顛末と、よって、セミナーは名古屋で参加する旨を、前田くんにメールで報告したのだった――。


やはり彼とは、極めて深い縁で結ばれている。

私は嬉々として、3人分の名古屋行きのチケットを予約した――。

つづく

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