「愛」を連呼する霊能者の本性 No.1 ~ツインレイ体験記⑭~

オレンジの花とオレンジの蝶々 霊能者の正体
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ネットで、ツインソウルについて検索することがライフワークとなっていた2014年、私は、「守護霊からのメッセージ」を、つらつらと書き綴っているブログに辿り着いた。

そのブロガーは50代で、名前を「千明さん(仮名)」といい、そのメッセージはもちろん、チャネリングを介して降ろすのだ。

当時、兄夫婦のこと以外でも、人間関係で様々な悩みを抱えていた私は、千明さんが書き起こす、魂を鼓舞するような美しいメッセージに涙し、「愛」という文字がふんだんに散りばめられた、まばゆいほどの文章に感銘を受け、すぐさまそのブログの熱心な読者になった。

満月の夜に木の枝に座るネコ
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そして、これこそ「ご縁」というものだ。

いや、これこそ「引き寄せの法則の最たるもの」だ。

千明さんは、私とは往来に飛行機が必要なほど、遠く離れた地域に住んでいたのだが、なんと、私の住む街でワークショップを開催するというのだ。

後から聞いた話によると、千明さんと、そのワークプショップが開かれたホールのオーナーが、旧知の仲であるようだった。

加えて、そのワークショップの前日、守護霊からのメッセージをチャネリングする「個人セッション」を実施するという告知もなされ、彼女のビッグファンだった私は、当然そのセッションに速攻で申し込んだ。

チャネリング云々に限らず、「あの麗しい文章を紡ぐ人」と言葉を交わしてみたかった。

そして、彼女に様々な悩みを打ち明けるだけで、心が心底癒される氣がしていた――。

つづく

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