チャネラーも同じ人間 No.3 ~ツインレイ体験記⑪~

青い花 霊能者の正体
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2人の間に重い空氣が流れて、、、

結局キキさんは、笑ってごまかした。

私も、ズバリ指摘したことを、言い方がきつかったなどと思い直し、なんだかんだと2人笑ってその場をしのいだ。


私は、チャネリングというものに疑念を抱く一方で、「チャネラー」と呼ばれる人達のことを、もし本当に神様の声を降ろす能力が備わっているならば、彼女たちはきっと、「神様の使者」なのだろうと思い込んでいた。

そして、霊格(魂のレベル)が高い人のみがチャネラーになれるのだろうと推測していた。

なぜなら、チャネリングすることによって、人生の「最良の選択」を手にすることができるから。

霊格が高い人は試練が不必要で、チャネリングすることで、すなわち、神様からのお導きに従うことで、安定した人生を送ることができるのだろうと信じていたのだ。

染矢先生 に執着し、彼との仲を是が非でも進展させたかった当時の私は、その「絶対的な方法」を、チャネリングを通して聞き出そうとした。

自分の内面(心の声)に向かおうとせず、チャネリングにあやかろうとしたのだ――。

ピンクの木蓮の花
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自分を信じることができるようになった今痛感するのは、答えを「外側」に求めた私は、未熟者であったということ。

加えて、人生はじめてのチャネリングセッションで学習したのは、「チャネラーも、私たちと同じ普通の人間」ということだった。

すなわち、霊格は一切無関係なのだ。

しかしキキさん、お会計時に代金は受け取らず、「使命を果たしてるだけだから」と微笑みながら言ってくれた。

ズバリ指摘したその「言い方」を、私は反省せざるを得ないのだった、、、。

彼女は最後に、「今、ツインソウルとお付き合いしてる」という話を語ってくれた。

当時、「魂の浄化を終えた、霊格が最高に高い人だけがツインソウルと付き合える」と心得ていた私は、口では羨ましがりながらも、どこかしっくりこない「違和感」を抱いたまま、その会話を終えた。

自分を信じるということは、「自分がどう感じたかを信じる」ということだ。

自分を信じることができなかった当時の私は、その重要なキーとなる「違和感」を、一切無視してしまうこととなった・・・。

つづく

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